「本屋さんの枕」 |
寒暖差が激しい所為だろうか、それとも枕の所為なのか、近頃肩が凝り、首回りが痛い。
嫁に言わせれば歳の所為。
恐らくそれが蓋し尤もな理由だろうが、そう納得してしまう自分が情けない。
それにしても肩が凝る。
ギター教室の生徒さんのTさんが来られた。
肩凝りを愚痴ると、「本屋さんにいい枕が売っているそうですよ」と真面目顔で言う。
「えっ?」一瞬何と言葉を返せばいいのか戸惑った。
「よく売れているようで、平積みされていますよ」
「2千円位だったと思います」と言葉が続いた。
「地下街の本屋さんは閉店してしまったしなぁ」
「ハーバーランドに行くしかないのか」とブツブツ言っていると、
「神戸駅の構内にありますやん」透かさずTさんから声が掛かった。
もう待ってはいられない。
こういう時の俺はせっかちだ。
居ても立っても居られない。
今から行ってきますわ。
レポートは必ずしますので、これにて失礼します。