昨日来の雨で一気に秋の気配を感じた。
ヘッドへのインレイも終わり、ネックの取り付け作業に入った。
ネックの接合方法は幾種類もあるが、それぞれに一長一短があり、
どの接合方法がベストだとは言えない。
例えば、ボルト接合は低音に影響が出て、薄っぺらく感じる。
しかし、それが悪いのかとは一概には言えない。
音楽によっては、その方がいいと感じる人もいる。
フィールズギターはダブテイル・ジョイントを採用している。
今製作しているクラッシック・ギターにもダブテイル・ジョイントを使う。
従来のクラッシック・ギターの最大の課題はネックが外せないの一点に尽きる。
そう思っている。
作業は面倒だが、音への影響もないし、強固だから、尚更である。
いろいろな実験をしているので楽しい。
でも一日一にがあっという間に過ぎていく。
懐具合も寂しくなる。
秋ですなぁ。