よく鳴る「Acoustic-Electric Guitars」エレアコ 6 |
音の出るものはいくら言を尽くしても分からない。
弾いてもらうしかない。
JBL EON612 パワードスピーカーとヤマハ MG12XUミキサー を必要最低限のPA機材としてストックルームに設営した。
弾き位置としてはスピーカーに正対しているのだから最悪である。
でも音量を上げてもハウリングは起きない。
無論限度はある。
しかし、弾く人が驚くほどのハウリングマージンを持っていることは確かである。
試作ギターのモデルはOM-RC。
トップはエンゲルマン・スプルース。
サイド・バックはインディアン・ローズウッド。
スケールは645mm。
表甲の設計はこのプロジェクトの為に新しいブレ―シングを考案した。
生ギターとしても半端ではない。
それほど鳴る。
プリアンプには3個のピエゾピックアップから送られるそれぞれの信号を1-2-3と振り分けるセレクターとHi/Mid/Low イコライザーで構成され、
3通りの音が存分に楽しめる。
これにマグネット・ピックアップの信号を加えてやると音色は無限大に膨らます事が可能となる。
出力は3ピン・キャノンアウトと通常のジャック・アウト仕様。
電源は006P 9V x 2 で駆動する。
ACアダプターも考えたが、音質を優先しようとすれば、やはりバッテリーを選ばざるを得ない。
ループ・エフェクター用のセンド・リターン・ジャックはこの写真のプリアンプには装備されていないが、
販売用には標準装備となりますので、ご心配なく。
能書きはこの位にして置きます。
先ずは弾いてもらうしかありません。
アコースティックギターの電気化を真正面から取り組んだ末の一つの答えです。
それもこれも、文字では表せません。
良いも悪いも、評価はお客様が決める事です。
弾いて、見て、実感して頂くしか方法はありません。