よく鳴る「Acoustic-Electric Guitars」エレアコ 1 |
2018年春3月「AcousticーElectric Guitar」が完成した。
超高性能と言っても過言ではない。
事務所で何時でも試し弾きが出来るようにPAシステムも置いたので、お気軽にお立ち寄り下さい。
よく鳴るエレアコが欲しい。
そんな依頼を5年前に受けた。
以来、考え続けたが矛盾が解決しない。
エレアコでよく鳴るという事はハウリングが起こりやすくなる。
世間に出回っているこの種のギターで生音がよく鳴るのはない。
そう自分では思っている。
只、よく鳴るという基準は人それぞれだろうから、あくまでも基準は自分の耳に従う。
そうすると、相当高い基準となる。
ハウリング対策としては自ら墓穴を掘るに近い。
依頼者はフィールズを持っている。
だから耳は肥えている。
それ故、並み以上と言われている程度のギターから出る生音では承知はしまい。
熟慮の末、基準は「フィールズの3割減」とすることに決めた。
数値化することに意味はない。
あくまでも目安としてである。
3割減であっても、世間並以上の性能であろう。
設計・試作に取り掛かった。
それが3年前の事。
電気関係もほぼ同時期にスタートした。
それにしても、エレアコという呼称は何とかならないものであろうか。
安っぽいイメージしかない。