「地道に歩こう」 |
昨夜は午後8時過ぎに帰宅した。
テレビは選挙速報一色。
映像的には面白くも何もないが、どの政党が如何の、誰が当選したと、
ワイワイガヤガヤ茶の間の話題としては盛り上がった。
それにしても開票速報の速い事。
ものの10分で大勢が判明してしまうのだから、味も素っ気もない。
自民党の圧勝だった。
予想されていたとは言え、余りにも呆気ない結末だ。
史上最低の投票率だと聞いたが、それも判る気がする。
一票は我々国民が唯一行使することが出来る権利である。
そうマスコミや文化人の人達は宜う。
確かに仰る通りだが、果たしてそうなんだろうか?
各自が一票を投じたとして、何を変えることが出来る?
そして如何に変わりたいのかを訊きたい。
本音は 「余り変わらないで欲しい」 じゃないかなと思う。
誰も急激な変化は望まない。
世の中の移り変わりは分からない内に進行していくという一種の生活習慣病的なものだと信じている。
「悪くない」 と思えるくらいがいいのではないか。
それにしても選挙制度はそろそろ考え直してもいいのじゃないかなと思う。
小選挙区比例代表制の弊害は今回の選挙で決定的に露呈したと皆そう思っているんじゃないだろうか。
もう一度中選挙区制に戻してもいい時期だ。
中選挙区制にしても弊害はある。
しかし今回のような小政党が乱立する状態は回避され、
最終的には2~3の政党へと集約される道筋となろう。
後は議員さん達のやる気だけであるが、残念ながら更々そんな気が起る筈もないだろう。
まぁこんな愚痴を言っても、こう成っちゃたんだから仕方がない。
我々庶民の暮らしは自分達で守るしかない。
それには地道に足元を見詰めて働くことであろう。