「5月11日の夜」 |
俺の夜更けのルーティーンは朝のものとの違いはない。
一つの違いは晩酌というアルコールが加わっているかどうかだけの違いである。
朝から入ると最早アル中であろうが、未だその気配はない。
食器の片付けを済ました後にチョコチョコ走りをするのだが、
今夜はその最中にネタを考えた。
約30分の間、考え続けながら走った。
しかし何も浮かんで来ない。
ほろ酔いでは 「そりゃ無理だわ」 と反省はするが、酒を止める積もりもない。
でも、可笑しいものです。
パソコンに正対すると、不思議なものですが、
ふとした弾みに浮かんだ一つの言葉から次々と言葉が紡ぎ出されて来るんですなぁ。
別段明確な脈絡がある訳ではないのですが、続いて行くものなのです。
これも3年半の継続のお陰なのでしょうかねぇ。
嫌になります。
一種の後遺症としか思えないんですが。
書類整理が一段落し掛けた時に娘と孫が入って来た。
今日の天気では、そろそろ来る頃だなと思っていたが、案の定である。
お揃いのボーダー柄のシャツを着ていた。
孫はお帽子を被っていたのだが、その可愛い事。
本当によく似合っている。
それより何も、よく孫のでか頭に合うサイズがあったものだと感心した。
ポチャポチャに太った孫を抱っこすると、手にひんやりとした感触が伝わって来た。
脂肪に包まれた肌は意外と冷たいものであるのが分かった。
婿殿はトラキチ仲間と甲子園へ野球観戦だそうで、
結果次第では、婿殿の帰宅時間が遅くなるかもしれないらしいとぼやいていた。
ネットで試合結果を確認したところ、どうやら今日は阪神が勝ったらしい。
という事は、観戦後は祝杯を挙げるだろうから、帰りが遅くなるは確実だ。
書いていて、気分が悪くなってきたので、今夜はこれまで。
おやすみなさい。