2014年 04月 09日
「無制限一本勝負」 |
00 Type は鉄絃仕様とナイロン絃仕様の2種類がある。
ボディーの大きさがクラッシックと似通っているので、
共用が可能となり、重宝している。
写真を参照して頂ければ一目瞭然だが、
00はクラッシックに比べるとクビレが大きく、少しいかり肩と言える。
クラッシックは撫で肩。
このルックスの差はネックの接合が12thと14thに起因する。
鉄絃ギターでは00より小さなものも存在するが、私見としては、
これ以上ギターが小型である理由は見つからない。
クラッシックギターでは如何であろうか。
例えば、今以上の大型化、もしくは小型化の必要性はあるのだろうか。
これも私見ではあるが、人が扱う道具としては現状のままでもいいが、
ほんの少しの大型化があってもいいのではないかなと思っている。
但し、小型化の必要性はないと思う。
この意見はナイロン絃の特性から考えたものである。
ずっと同じ土俵の上で相撲を取って性能を競い合っている姿は、
一見公平だと思われるが、果たしてそうだろうか。
一度制約を外してみてもいいのかもしれない。
いろんなアイデアが飛び出してくる可能性は大であろう。
どの道、駄目な物は市場に淘汰されてしまうからだ。
只、業界は異常に保守的なものである故、
例え理に適ったいいものでも排除してしまうかもしれない。
それもこれも、プレーヤーの耳次第、或いは腕次第ではあるのだが、
言うは易しで、結構難しい問題である。
by hirosanguitars
| 2014-04-09 14:15
| フィールズ・ギター紹介コーナー
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