「今日はこれにて」 |
昨日とは打って変わり凌ぎ易くなったが、未だ秋の気配は感じない。
空に浮かぶ雲の形や、浮かんでいる高さがもう10月半ばなのに未だ夏を引きずっている。
今年の秋は極端に短くなってしまうのか、それともひょっとすると季節を飛ばし、
即冬の到来となるやもしれぬ。
マッタケの顔すら拝めずに遣り過すのはちと悔しい気がしないでもない。
寒い寒い冬が過ぎると緑の芽が吹き出し穏やかな春を迎える。
暑い暑い夏が通り過ぎると実りの秋が来る。
四季は巡り巡りを繰り返す。
春と秋は暑さ寒さの両極を挟む緩衝材の役目だ。
柔らかさを齎す穏やかなクッションである。
このクッションの在る無しでは大きに違う。
この国に住む人々への風俗・習慣、
そして言葉への影響は計り知れないものだったに違いない。
音楽は生活におけるクッションとも言える。
怒りや悲しみを和らげる役目となろう。
喜怒哀楽を音にぶつけるのもいい。
カラオケで大声を張り上げ歌い狂うもよし。
ギターを叩きつけるように弾くもよし。
優しく奏でるのもよし。
要は何を如何せよという事ではない。
好きにすればいい。
音楽のよさは其処に存在すると思っている。
人生を春夏秋冬という四季に例えるならば、俺は秋口にいる。
俺の一番好きな季節でもある。
実りの秋、食欲の秋である。
物事や世間の理屈がやっと解りかけて来た、そんな季節である。
だからこんなに楽しい時期は滅多とない。
それどころか、二度と遣って来ないのである。
この季節を楽しまないで何の人生かと思うくらいだ。
そうそう、ギター製作の方は少し遅れ気味だが、もう直ぐ塗装に入れそうである。
その前に写真撮影の機会があればアップしようかと思っている。
お待たせをして申し訳ございません。
では、今日はこれにて、、、 m(_ _)m