「側板準備」 |
工房では側板曲げの真っ最中。
べんディングマシーンを使っているので作業は合理的に運ぶが、
ラミネート側板を採用しているので、同じ作業を2度遣る事となり、
その上それ等を張り合わせていくのだから結構大変である。
曲げた板を型にきっちり合わせ、安定させる。
いま写真に収まっているのは内側で、外側は見えない。
ローズ系はローズウッド、マホガニーはマホガニー、そしてメープルはメープルとを合わせる。
板は張り合わされると強度が増し、ボディー剛性にはプラスとなるが、重量は重くなる。
フィールズの設計思想ではボディー剛性を重要視し、
目にみえない処にも配慮がなされており、音響効率の向上に貢献している。
数日中にはラミネートされた側板の写真撮影は可能となる筈。
6種類の側板、そして曲がりくねったラウンド・カッタウエーや
途中でカットされたシャープ・カッタウエーの姿は面白いと思いますよ。 (*^^)v