「昼寝の効用」 |
冬が去り、春の訪れを感じさせる気配が日毎増してくる。
気温の寒暖差は激しいが、やはり冬とは別物だ。
日差しが強い日などは、事務所内はまるで常夏のリゾートにいる気分がする程心地よい。
そんな時背凭れを深く倒し、瞑想に耽るのも楽しみの一つとなっている。
ラジオを聴きながらの瞑想タイムであるから、これといった思考をする訳ではない。
ほんの20~30分の短い昼寝である。
決して深く眠り込んではいない。
しかし寝覚めと言っていいのか分からないが、後の気分は爽快となる。
頭の冴も宜しくなるようだ。
先週の土曜日にその冴えを実感した。
ギター教室後の将棋教室での話である。
但しこれは飽く迄も自分の実感であるので全く客観性はない。
師匠のFさんがレッスンを受けられている時に昼寝をしたのである。
それも意図的にだ。
昼寝後には頭はスッキリと冴えるのかを将棋で試してみたかったのである。
結果としては連敗をした。
しかし師匠は如何に思われたのかは知らないが、
自分では明らかに手応えを感じたほどにいい勝負が出来たとの感触を得たのである。
上達したとは決して思はない。
しかし集中力は増していたとは思った。
それは昼寝の効用以外には考えられず、他の理由も思い付かない。
実はブログを書く前に昼寝をすることは儘ある。
確かに素直に文章に入っていける効用は否定できない。
現にこの文章を書く前には暫し微睡んだ。
無論コーヒーを飲み、チョコも食べ、然も今日はマロングラッセも口に入れた。
実に贅沢なおやつであった。
これからは自らの体を使い、お昼寝効用の実験をしようと思っている。
予め分かっている事柄へ向かう前に暫し微睡むのである。
接客、作業、そして将棋などがいい機会だと思う。
只、眠り込んでいた時には決して帰らないで下さい。
静かに声掛けをし、お越して下さい。
そこの処は宜しくのご配慮を、、、