「成人式」 |
今日が成人式らしいが、どうもピンと来ない。
1月15日だろう?と思う。
しかしこれとて昭和23年に制定され定着したものらしい。
1月15日である根拠はない。
ただ小正月である1月15日に元服の式をする慣わしであったそうな。
自分は24年生まれだからその真っ只中で成人の日を迎えた故、
今日の第二月曜日を成人の日と定めた事に違和感を示しているに過ぎない。
成人式には参加しなかった。
元来お仕着せが嫌いな性質である。
しかし、今自分の記憶を思い起こすと、
参加しなかったのではなく、式場へ入らなかったのだった。
否、入れなかっただけだ。
ロン毛に口髭。自分でも恥ずかしかったんだろう。
今ではそう思う。
一種、劣等感を持っていたのだろう。
人は可笑しいものである。
ロン毛・口髭は自らが選択をしたファッションだった。
自信を持って堂々と参加すれば良い筈だった。
後悔はしていない。
でも、あの時の心境は?と自らに問うと。
友達に会いたかった。
寂しかったの思いがあったのだろう。
だから式場の外で待っていたと自己分析できる。
42年前のことだ。
15日であろうと第二月曜であろうと日取りは関係ない。
無邪気に20歳になった喜びを友とそして家族と分かち合えばいい。
若さとはいいもんです。
やる気さえあればどんな事にもチャレンジ出来る。
まだまだ失敗が許される時間がタップリある。
要はやる気と根気です。
どんどん失敗しましょう!
ただし次の言葉は覚えておいて下さい。
『失敗とはチャレンジしたことを止めた時に使う言葉です』
『諦めず、根気強くやり続けると、失敗という言葉は何処にも見つかりません』
戦前の考え方がどうのとか、天皇の在り方がどうのとか。
難しい事はわからないけれど、先人の遺志から外れていくのはどうかなって思うのですが。
昔の人と今の若者を重ね合わせる方がおかしいのかも知れないですが、残せるものは残して欲しいですね。
そして、アコギ男子も、草食で甘んじて欲しくないですね。
こんな僕も、今年は息子が成人式を迎えます。