「工房見学」 9 |
原則として土・日・休日の工房見学はお断りをしている。
が、今日は特別許可。
東京からの見学者を無碍にお断りするわけには行かない。
それも、初の女性の見学となれば尚更であります。
Kさん、そしてSさん、お二人のエスコート。都合お三人様の訪問でありました。
ギターの世界は男社会だ。
特に女性のインスト奏者は珍しい。
昨日の夕方に事務所に立ち寄られた。
名前は聞き漏らした。(お知らせ下さい!)
なかなかの腕前である。
基礎を固めればいい弾き手に成られるだろう。
見学に来られた当初は緊張気味。
次第に、リラックスされ、いいポーズを取って頂いた。
皆さんに共通するのは無邪気になられ、
子供のように
「これはなんですか?」
「この木の種類は?」
と好奇心旺盛に質問をされ、写真を撮りまくる。
見ているこちらも楽しい気分になる。
丁度今、ブレーシングを張っている作業の最中。
「ウワ~、こんな削り方がされているんだ」
と大はしゃぎ。
クランプで圧着しているブレースを興味深そうに見詰めている。
こちらも、「今日のブログに協力をしてよ!」
と声を掛ける。
持ちつ持たれつです。
これで今日の更新も何とかなった。
目出度し、目出度しであります。
ってぐらいみなさんのガッツリ度が見てとれます。
今まで、楽しい楽しいと弾いていたのですが、ギターという「楽器」と向かい合うことの大切さを教えていただいた気がします。
また、関西へ行ったときにお会いできたら嬉しいと思います。
本当に本当に、ありがとうございました!
柴田幸恵こと karko(かぁこ)