「ストリング・マジック 2002」 2 |
コンサートは例年午後1時半開場そして午後2時開演としている。
サウンド・チェック用の時間配分、
終演時間、片付け時間そして打ち上げ時間等々を考慮に入れると
落としどころがその辺りとなる。
例年押し気味でトータル4時間のコンサートとなる。
スタッフ一同は丸一日、立ちっぱなしとなる。
芯から疲れる。
本当にご苦労さんというしかない。
打ち上げが楽しみというご褒美で保たたせるしかない。
開演中も出演者から預かっているCDの管理や
楽屋口での見張り等、することはいくらでもある。
自分も嫁さんもコンサートをじっくり聴いたことがない。
おかげさまでコンサートはいつも満員となる。
嬉しい限りである。
しかし夏の暑いさなかに朝の9時頃から並ばれるお客さんが数多くある。
整理券の発行を試みた事もあったが上手く行かなかった。
整理券を手に入れると
開演時間を守るという事が
多少おろそかになってしまう。
権利を得たような錯覚が生じるのだと思った。
整理券の発行終了後、
開演時間まで残って並ばれていたお客様もいた。
開演時間となる、整理券の数をチェックする。
客席もチェックする。
空いていれば並んで待っていただいたお客様に入場していただく。
しかしその後に整理券を持った御客様が来る。
当然、トラブルとなる。
立ち見でよければ、と了解を得、入場していただく。
しかし会場側よりクレームがくる。
大目には見てくれるのだが、消防法の関係で無制限とは行かない。
そんなこんなで、整理券は止めた。
シンプルに早い者勝ちとした。
これが正しい方法なのかは分からない。
猛暑だったら、熱中症になられる方が出るかもしれない。
誰も悪気はないのだが、
結果として不幸な事が発生した場合、
誰の責任となるのであろうか?
つづく
やりましょうよぅ~^^