「教訓」 |
雨漏りではない。
冷蔵庫からである。
そのうち、ガシャという音と共に
氷の塊が落ちてくるに違いない。
作業台の下に置く事が出来る冷蔵庫は限られる。
小型冷蔵庫には自動霜取り装置は付いていない。
数年間、放置しておくと、
霜が氷塊になってしまう。
一度、大失敗をした。
大きく育った氷の塊を砕こうとして、
ドライバーと金槌でコツ・コツと砕いていた。
そこそこで止めていれば良かったけれど、
ぎりぎりまでやろうと思い、
結果コンプレッサーからの細管を突き破ってしまった。
えらい高価な氷遊びとなった。
以来、霜取りは解けるに任せている。
しかし、これには忍耐が要る。
時間が掛かる。
ついつい、突っ突きたくなる。
これに耐えなくてはいけない。
プラス、解けた水の処理対策を考えておかなければならない。
今は、トレーを置いている。
少し、水が溜まりかけてくると、
小まめにタオルで水を取ってやらねばならない。
この原稿を書きながら、横目でチェックをし、耳を傍立てている。
教訓その一: 何事も、早めのお手当てが肝要です。
ちりも積もれば山となる。
霜も固まれば氷山となる。
教訓その二: 急いては事を仕損ずる。
急がば廻れです。
教訓その三: 転ばぬ先の杖。
用意周到が大切です。
自らを戒めながら、冷蔵庫と睨めっこしている。
そろそろ、一回目のタオル交換の時間だ。
ブログの更新時間でもある。
善は急げ。
ヒロさんも融けると思いますが。