Greven Classic Guitars |
グレーヴェン・ギターといえば殆どの方がスチール絃・ギターをイメージされると思う。
実は、なかなか良いクラッシック・ギターも製作されている。
最初の一本は1985年に注文をした。
素直な抜けのいい音がしていた。
そのギターは東北地方の御客様の手に渡った。
しかし、数年後の運送事故で、残念ながらバラバラに壊れてしまった。
苦い思い出として今も残っている。
このギターは御客さまのT さんから借りて、写真撮りをした。
このクラッシックもいい音がしている。
グレーヴェンという製作家は音に関しては一種天才的な才能を持っていると思う。
決して派手な音ではない。
深みがあり、切れがいい。
何よりも優しい感じのする音を創る。
1992年頃に工房を訪問をした時の写真。
インディアナ州のブルーミントンという町に工房を構えていた時期であった。
この小さな町は大学の町といってもいい。
インディアナ州立大学が中心にある。
この大学でクラッシック・ギターを教えていたスライマン・ザイという
アフガニスタン出身の先生がいた。
グレーヴェン氏の工房によく訪れ、
クラッシック・ギターに関してアドヴァイスをされていた。
彼の愛用ギターはロドリゲス。
そのギターをグレーヴェン氏の家に持って来てくれ、数曲演奏をして頂いた。
「さくら変奏曲」もあった。
本当にいい思い出を頂いた。
素敵な建物です。
クラシックギターの音色がよく似合いそうですね。
音色は奏者の心を表すと言いますが、こんな雰囲気の町に住んでいると、きっと穏やかな音色になるんでしょうね。
こてこての大阪で がさつに育った私には欠けた部分のような気がします。
あ、だからいつもバラード曲なのに速すぎると注意されるんですかね^^;
大阪の人間は、歩くのも速いんす^^;