「読書三昧の後」 |
こうも暑いと歩くのも大変だ。
汗が滴り落ちるのは覚悟の上だから何ともないが、
下半身が汗ばむとズボンが太腿に纏わり付き階段を上るのに難儀する。
いちいちズボンを摘み上げながら一歩一歩上るのだから、
普段の数倍の労力が要る感じだ。
今思い出したが、昔のズボンには、それを如何呼ぶのかは知らないが、
太腿辺りにもう一枚布があり、その布で汗をプロテクトし、
表地と汗ばんだ肌が直接触れない様な工夫があった様な気がするのだが、
定かでない。
ブログにも盆休みがあってもいいと思い、三日間休んだのだが、
その間にネタを仕込もうなんて殊勝な気などさらさらない。
ただのズル休みである。
冷房の効いた事務所でひたすら読書しただけだ。
普段であれば仕事中には決して娯楽としての読書はしないのだが、
今年は気変わりがした。
理由は解らないが、異常気象の所為とでもしておくのが無難であろうか。
異常気象と言えば、広島市で局地的な大雨があり、
土砂崩れで多くの死傷者が出たと今朝のニュースで報じられていた。
惨い事である。
只只ご冥福を祈るばかりである。
今日からブログを再開しようといきり立ったが、全く駄目だ。
ネタがさっぱり浮かんで来ない。
俺もブログを始めて、あと三ヶ月で丸四年になるが、相変わらずこの体たらくである。
それにしてもプロの作家の構成力には驚くしかない。
まるで神の如く、登場人物を俯瞰し、立体的に物語を構築している。
今更ながらであるが、恐れ入りましたと跪くしかない。
これが三日間の読書三昧で得た感想である。
やっぱり読者で居続けた方が楽でいいのかもしれないなぁ、、、