「薬膳」 |
昨日今日と妙に暖かいが、今晩より急激に冷え込むとラジオの天気予報が言っていた。
ここで気を抜いては、折角の今までの努力が無駄になる。
とは言え、薬を飲む以外は何も遣っていない。
医者へ駆け込むほどのことはないと、勝手に思っているのだが、
嫁と娘は早目のお手入れを頻りに勧める。
風邪気味であれば孫に会わす事は出来ないとの脅しの様とも受け取れる。
まぁ、もう一日様子を見る事とにしよう。
何かに夢中になっている時などは、全く咽喉の痛みなんて感じないから、
痛みとは不思議なものである。
同時に2箇所に痛みを覚えることなどもない。
脳がそうさせるのであろう。
そりゃ、何箇所も何箇所もの痛みが一気に襲ってくれば、
恐らく人は狂い出すに違いない。
よくよく考えると、暇なときに痛みを感じている。
かと言って、「あぁ忙し、あぁ忙し」
と吉本新喜劇のギャグの様に走る回る訳にも行かない。
現にこのキィーボードを叩いている時には全く痛みを感じていないのだから不思議である。
それと暫し肩凝りが増しになっている。
恐らく、風邪薬の所為であろう。
しかし、その反面胃の辺りが少し重く感じる。
あちらを立てれば、こちらが立たない。
てな具合で、体の中で綱引きを遣っている。
俺の健康のバロメーターはお酒である。
こ奴を 「旨い」 と感じている裡は元気な証拠である。
そう自分に言い聞かせている。
昨夜も旨かった。
今夜から冷え込むらしいが、今夜は熱燗とお刺身で寒さを吹っ飛ばそうと思っている。
正に薬膳である。