「ギターも生き物」 |
昨日とは打って変わり青い空がひろがり、
陽の差し込み様は真夏到来を予告しているようだ。
窓からみる風景は梅雨時の平坦な陰影とは異なり、
光と影とのコントラストはより激しく鮮烈である。
梅雨明けも間近であろう。
湿り気を大量に含んだ空気に容赦のない日差しが加わった蒸し暑さは尋常なものではない。
身体は暑さから逃れようと汗を出す。
しかしそれを湿った空気が邪魔をし、体温調整を妨げる。
それ故熱中症はこの時期に多発すると聞いた事がある。
他人事ではない、気を付けなければならない。
それにしても蒸し暑い。
高温多湿。
日本の夏の典型である。
ギターの敵でもある。
如何に省エネとは言え、エアコンとは上手にお付き合いをしたほうがいい。
こう暑くてはエアコンなしでは練習する気も起きない。
ぼたぼた汗を流しながらでは身も入らぬ。
我慢ばかりが美徳ではない。
何事も頃加減である。
空調が効いた事務所にいると外出したくなくなる。
外との温度差は半端ではない。
だからお散歩に出掛ける時は必ず空調は切るようにしている。
事務所の温度は上がってはいるが、
運動後の火照った体で戻ると、そんなに暑さは感じない。
火照った体で空調が効いた部屋に戻ると、
余りにも違う温度差に体が戸惑い、逆に気持ち悪い。
濡れタオルで体の汗を拭い取り、そして乾いたタオルでサッパリと仕上げる。
その直前くらいに空調を入れるのがコツ。
ここでワンポイント・アドバイス。
『ギターは生き物です』
『貴方が気持ちいいと云う環境はギターにとっても気持ちのいい環境です』
エアコンを有効に使いましょう。