「お片付け」 |
出掛け前に鍋の片付けをした。
中身が少しづつ残っているものが大小含めて4個。
勿論蓋も付いてくる。
遣り始めると途中で投げ出すわけには行かない。
御蔭で事務所入りが大幅に遅れてしまった。
中身が少量残っている鍋は放っておくと場所を取り、邪魔になる。
支払い日が終わり、時間の余裕と共に心にもゆったり感が生じていた事は確かであった。
しかし結果としては魔が差したとしか言い様がない。
片付けの要諦は思い切り。
次々に中身を薄いプラスティック袋に詰めて行く。
3個目までは順調だったが、4個目の大鍋の蓋を開けた途端唸ってしまった。
粕汁だったのである。
前々から粕汁の片付けには往生していた。
それ程手古摺るのである。
残った具材の片付けなどは簡単だが、油の付いた酒粕には閉口する。
残り汁を袋に詰めて、生ゴミとして出せばいいのだろうが、俺にはそれが出来ない。
何故か抵抗を感じてしまうのである。
排水口へそのまま流す事にも抵抗がある。
だから排水口ネットを使い、出来る限り、油と酒粕は取り除く事にしている。
しかし目詰まりの激しいこと。
そりゃそうだ。
油の纏わり付いた酒粕である。
目詰まりしない方がおかしい。
直ぐに目詰まりが起こり、中々水が流れないのである。
ネットを引っ張り上げたり、下ろしたりと、工夫はするが、一向に捗らない。
結局これだけで小一時間費した。
無駄といえば無駄な時間の消費だった。
嫁の喜ぶ顔が浮かんで来たが、
同時に「一体何枚のネットを使ったん」の小言を喰らう場面も頭をよぎった。
またもや余計なことをしてしまったと後悔したが、もう遅い。
只、遅れたことによって、一つネタを得た。
ラジオで「最悪のデート」と云う言葉を聞いたからである。
今日はそのネタで行こうとしたが、粕汁事件で一杯となったので、次に回す。
今からネタ繰りに入るので、本日はこれで御終い。 m(._.)m
地震の方は大丈夫でしたでしょうか?