「4/7(日曜) 雑記」 |
昼前の事務所入りを目指し、家事の段取りを付け、
工房へは午前11時前に入り、素材の最終チェックを済ませた。
その後田井君のお昼を急ぎ整え、家事も終了。
お後は自分の弁当の用意だ。
炊きたてのご飯を弁当箱にてんこ盛りし、
そのど真ん中に紀州南高梅の蜂蜜漬けを一個置く。
勿論おかずはたっぷりと用意されている。
しかし梅干一個でも十分美味しくいただけるくらい旨い。
今これに嵌っている。
忙しなく家を飛び出した。
風は相当強く吹いているが、気温は上着なしで丁度くらいだ。
予定通り午後12時前に北駐車場に到着。
駐車位置もベストポジション。
すこぶるご機嫌であった。
それも束の間、地下通路から階段を上がると物凄いビル風に襲われた。
折角セットした洗いたての髪の毛がグシャグシャになるわ、
御負けにビルのシャッターは閉まっている。
ビルの脇にある開閉装置を動かさなければならないのだが、
折悪しく、今はビルの看板の修理中。
そしてその開閉装置のある扉の前には鉄パイプで足場がガッチリ組まれている。
一瞬戸惑ったが、どうしても入らなければならない。
息を吸い込み、僅かの隙間へ体を入れ、パイプを跨ぎ、
開閉装置のボックスには何とか手は届いたが中々上手く開かない。
焦りに焦ったが、やっとの事で扉は開いた。
が、一気に機嫌気分はすっ飛んでしまった。
むしゃくしゃを解消するには腹を満たす事である。
腹が減っていると碌な事はない。
熱々ではなくなっているが、未だご飯は温かい。
梅干を少し解し、ご飯と共に一口入れた。
これで機嫌は戻った。
単純なものである。
腹も膨らみ、お茶を一缶飲み干した。
満足の瞬間だ。
ギター教室も終わり、窓の外を眺めると、風も大人しくなった様子。
ピューピューと唸り音を立てていたビル風も収まっている。
時間を見ると午後4時過ぎ。
今ならいいだろうと一個のチョコレート・ボンボンを口に放り込んだ。
シャンパンの香りと軽い苦味が口中に拡がる。
もう一個との誘惑に駆られた。
しかしそこは、酒気帯びとなるかもしれぬと、理性が思い止まらせた。
そろそろお散歩衣装の衣替えを本気で考えねばならない。
明日にでも嫁とハーバーランドにあるスポーツ用品の店を覗こうかと計画している。
春の期間は短いので、夏場と兼用できるものがあればいいのだが、
欲張ると碌でもない買い物になってしまうのが落ち。
慎重に行こうと思ってはいるが、果てさて如何なる事になるやら、、、
結局は嫁の物を買う羽目になるだろうなぁ。
何時ものことではあるが、そんな気がしてならない。