「凍える寒さ」 |
午前7時半起床。
嫁さんがワァ~ワァ~言っている。
どうせ水が出ないくらいの事だろうと思っていたのだが、そうではなかった。
給湯器からお湯が出ないらしい。
そうこうしている間に「後は宜しく」と仕事へと出て行ってしまった。
そのうち何とかなるだろうと気楽に構え、
朝食を取り、
何時も通りに洗濯・洗い物を済まし、
洗面台に向かい我が姿を見たときハッと気付いた。
今日は洗髪をする日である。
この寒さの中、水で頭を洗うのは自殺行為に等しい。
洗い物はゴム手袋で冷たさからは逃れられる。
台所・洗面所・風呂場の3箇所を確認した。
お湯は出ない。
水はご機嫌に出ているので給湯器内あるいはその周辺の凍結と予測し点検をした。
給湯器に触れると暖かい。
恐らく凍結防止のヒーターが作動しているからだろう。
しかし確証はない。
取り説を読み、指示通りリモコンのスイッチを切り、
ぬるま湯を止水弁周辺に数度にわたり掛けたがビクとも動かない。
周辺の給水官等にはビッシリと凍結防止用の保護材が巻かれている。
残念ながら時間との勝負になると諦めた。
やれる事からやっておこう。
髭を剃り歯を磨いた。
田井君にコーヒーと昨日戴いた手土産の最中を差し入れた。
相当時間がずれ込んでしまったので直ぐに昼食の準備をした。
自分も昼食を済ませた。
洗髪を諦め、事務所へ行く決意を固めた。
もう一度洗面所へ行き口を漱ごうと蛇口をひねり、物は試しにと給湯モードへと回した。
初めはチョロチョロだったが、先ほどとは感じが違う。
明らかに通水している。
暫くするとザァ~と勢いよく出る。
スイッチ・オン。
お湯が出た。
これで頭が洗える。
嬉しいのなんのって。
久し振りに一人はしゃぎをした。
洗髪が終り、着替え、事務所へ向かおうとした矢先にピンポ~ンと玄関フォンが鳴った。
近所のおばちゃんだった。
「お宅の庭から水が流れ出していますよ」と教えてくれた。
すわ一大事と飛び出した。
確かに水は流れている。
何処からかは分からない。
よくよく観察すると中庭からだ。
木戸を開けると剥き出しの水道管がはじけていて、そこから水が勢いよく出ていた。
今朝8時の段階では気配はなかった。
普段は全く使わないから無防備であった。
裏門にある止水栓を回し、遮断した。
水は一先ず止まったが、処置をせねば後が使えない。
義弟の事務所へ電話を入れ大至急の要請をし、
後は田井君にその旨を伝え、事務所へと飛び出した。
ブログは既に準備はしていたので直ぐに更新完了。
今日はお散歩に出かける余裕もないし左手用の手袋も見当たらない。
落としてしまったようだ。
どうもバタバタしている。
落ち着きがない。
この原稿を書き終えた後に手袋を買い、序でに大福でも買ってゆっくりとお茶でも飲もう。
先ほど田井君から無事止水処置が完了との連絡があった。
これで一安心だが凍結防止を考えなくてはならない。
寒いのも程々がいい。
何時までこの寒さが続くのであろうか、、、、
心配事が絶えない。