「いい仕事」 |
一昨日に4本仕上がり、撮影も済ませた。
昨日、長崎のMさんの元へはD-RCのハカランダが嫁いで行った。
ジャーマン・スプルースとハカランダのゴールデン・コンビだ。
絶妙のバランスに仕上がった。
今日は県北からIさんが来店された。
000-RC のホンジュラス・ローズとエンゲルマン・スプルースの組み合わせ。
オイル・フィニッシュの渋い仕上げとなった。
Mさん御夫婦と夕食を近くのレストランでご一緒した。
奥様は琴を弾かれる。
合奏をされるときは、ご主人がアレンジをされ、
バリトン・ギターを使っていると聞いた。
琴の音域を計算されている。
ナイス・アイデアだ。
「フィールズ・ギターには驚いたと同時に、正直、戸惑いました」
と感想を述べられた。
MさんはCDも数枚出している。
ライブ活動もされているプレーヤーだ。
相当新鮮な出会いであった様子だ。
「力を抜き、楽な気持ちで、新たな挑戦を楽しめるきっかけとなるギターになる」
と云う意味の言葉が印象に残った。
I さんは3時間を掛け、来店された。
3年前にオイルフィニッシュの渋さに魅せられたらしい。
今回の仕上げに満足された。
何よりも、音の美しさと弾き易さに驚かれていた。
特に、オイルフィニッシュでしか出ない音の柔らかさがお気に入りの様子。
お客さんが嬉々として弾かれている姿をみるのが、
ギター屋冥利の至福の瞬間だ。
「幸せを売る商売」だと思っている。
心底、そう思う。
如何に「飯の種」であろうとも、
お客さんの喜ぶ顔を見たときが自分にとっては
「幸せだなぁ~」と思え、「やってきて、良かった」と感じる。
丹精を込めて造り上げ、喜んで買っていただける。
それで飯が食え、満足感が味わえる。
ギター屋って、いい仕事だと思う。
自分もフィールズを手に入れたときはすごく嬉しかったですね~♪
待ちに待ったというのもありましたが(笑)
ギターそのものがそれまでに弾いてたものとは
まるで別次元でしたからね。
手に入れた今でも、何でこんなにすごいものが
手元にあるのかナゾだったり(爆)
HIROさん、首を長くして待ってるみなさんが早く手に出来るよう
がんばってくださいね~。
そのうち工房も見に行ってみたいどす。
ではでは~