「一人カラオケ」 決意編 |
今日は嫁さんの休日。
美容院に行くと言う。
車中、「今日はカラオケに行く」と宣言した。
「しかし、最初に何を歌うのかを迷っている」と頼りなく呟いた。
「歌よりも、今日は誰の曲にするかでいったら?」
と貴重なアドヴァイスを受けた。
車から降りる真際、「今日は三橋美智也やなぁ」
と言って、空を見上げた。
落ちていた空き缶に気付かず踏んづけた。
「足元、気を付けや!」と言う言葉を残し、走り去った。
「只今約50分待ちでございます」
「それから、、、」とカウンター越しに
案内嬢が早口に店のシステムを説明してくれる。
テキパキはいいのだが、
「一人カラオケ」初心者としては殆ど聞き取れない。
マニュアル通りとはこの事なんだと今更ながら思う。
「55歳以上の方はシニア会員様として登録する事が出来ます、、、」という。
「あっ、俺は62歳だから資格はあるんだ」と気付き、
思わす「ウン、なるよ」と返事をしてしまった。
午後2時15分過ぎのこと。
3時20分に出直す事となった。
前のビルが事務所だから電話をくれないか?
と頼んだが、にべなく断られた。
せっかく蛮勇を奮って「一人カラオケ」に戦を挑んだのである。
2時間は待てないが、1時間なら待つ。
この一時間の間に原稿を書こうと、
時間の有効利用を考えた。
おっと、3時10分だ。
明日、顛末をご報告いたします。
行って参りま~す。
躊躇はしましたよ。僕は毎日、事務所のドアを開けるのは平気ですが、、?