「お茶豆様」 |
「ピ~ン・ポ~ン」 玄関チャイムが鳴った。
「お荷物のお届けで~す」
受け取りに玄関先に行く。
嫁さんが通販で買った品物だった。
「ピ~ン・ポ~ン」、「牛乳屋です。集金に参りました」
今日は運がない。
立て替えたが、決して戻ってこないお金だ。
「ピ~ン・ポ~ン」 これで3連発だ。
「大丸からのお届け物です」
先日亡くなった叔父さんの家からの満中陰の品だった。
この季節、待っている品がある。
今日来るか、明日来るかと待ち焦れている。
今日は来なかったと諦め、
嫁さんの運転で事務所へ向かった。
今日、彼女は非番である。
業務用のゴミ出し袋とマイクロSD・カードの買い物を頼み、
車を降りた。
暑い!
ブログの更新を済ませ、
ギターの発送準備をした。
汗が噴出してくる。
お散歩用の着替えで作業をした。
そのまま、お散歩に出られる。
一石二鳥。
大倉山公園をぐるぐる歩き回る。
緑のトンネルに吹き抜ける風が涼しい。
偏光サングラスが強い光を和らげてくれる。
首には「クール・スカーフ」で暑さをカット。
500mlのバンジウム水を持ち、
熱中症対策は万全。
と思っている。
けたたましくベルが鳴り、
胸にバイブレーションが響く。
「業務用電話機センターです」という怪しい電話だ。
「社長は留守です」と直ぐに切った。
直後に、また掛かってきた。
「エム・ファクトリーの三好です」
これは怪しくない。
「どうしたんですか?息使いが荒いですよ」という。
「お散歩中です」と答え、
いつもの調子で長々と打ち合わせをした。
お蔭様で、予定の周回よりも余分に歩いてしまった。
直後にまた鳴った。
今日は3連発の日だ。
「千葉のSさんから荷物が届いたよ」、嫁さんからだった。
これぞ待ちに待った季節のお届け物なのです。
自分はこれを「お茶豆様」と呼んでいる。
毎年、送って頂く、有り難いお品です。
これと、いやっ「これと」なんて言ったら失礼です。
このお茶豆様とビールは最高です。
至福です。
「茶豆」などと呼び捨てには出来ません。
気品のある香りがたまりません。
枝豆の王様というより、
お姫様が相応しい。
だから、呼び捨てはいけないのです。
これで何故、真夏のお散歩に精を出している訳が
お分かりいただけたと思いますが、、、
そうです。
一杯汗を掻き、ヘロヘロになって帰宅し、シャワーを浴びる。
そして、冷えたビールとお茶豆様とのコラボ。
これに勝るものは無し。
いそいそと お茶豆恋し 早仕舞い
仕事中なのに、誘惑しないでくださいー
「すこーしだけー」と思って飲み始めても、「もーちょっとー」
な私は、平日は飲まないように我慢しています。
それに、アルコールが入ると、練習できないんですよねー。
ドラマとかで、ビール片手にライブしてるとか記憶にあるのですが、それってやっぱりギターが身体の一部と化してる人なんですかねー。
ま『飲むなら弾くな。弾くなら飲むな』を通すつもりですが。