ギター・フレンド 3 |
「これからハンドメイド楽器の時代が来る!」と確信した。
ローレンスを通じフランクリン・ギターやギヴェンズ・マンドリンも日本へ紹介した。
しかし、いかに性能が良くても知名度が低くければ容易に売れるものではない。
後々、売れて来るのであるが、それまでの我慢が大変である。
楽器の知名度も然る事ながら、自分の知名度も上げなくては何にもならない。
店の名を「ギターフレンド HIRO」とした。
いまではヒロコーポレーションと、法人名そのままで通っているが、
通称としてその名を使った。まさに、ローレンスの店の名前のパクリだった。
ローレンスのように「ハンドメイド楽器」のパイオニアとなろうと決心したが、
そんなに世の中は甘くなかった。
一歩一歩進み、行き詰まったり、悔しい思いも味わったりもした。
いま振り返れば、いろいろな意味でローレンスの「Guitars Friend」との
めぐり合いは自分の原点を定めるきっかけとなったのと同時に
進む目標を与えてもらったと言える。
多大な影響を受けたことは確かである。
(この章 終り) つづく
私にも そんな人との出会いがあったのでしょうか・・・
きっとあったのに、するっと通り過ぎたようにしか思えないです。
でも、確かに言える事は、ヒロさんに出会えた事は、大きく未来の私を変えています。もちろん良い方に^^v
ヒロさんに感謝しつつ、あの扉を開けて、ギターを売ってくれって言った私の勇気(知らない者の強みってだけですがw)に感謝したりなんかもしたりして^^;