カッタウェーの効用 |
「カッタウェーがあると音が悪くなりませんか?」という類の質問をよく受けます。
貴方がカッタウェー付のフィールズを弾かれたとしましょう。
恐らく、「よく鳴っているな~。何の問題もない。」と判断される筈です。
悪影響がないとすれば、より音域が広がるカッタウェー付きの方が有利であると言えます。
カッタウェーでも「シャープ・カッタウェー」と「ラウンド・カッタウェー」がある。
かっこよく言えば「フローレンタイン・カッタウェー」と「ベネチアン・カッタウェー」の事です。
ここにも好き嫌いが出ます。
好き嫌いを越えて、音域を広げる演奏に挑戦して欲しいというのが私の願いなのです。
特に言いたいのはナイロン絃の世界にカッタウェーを持ち込みたいという事です。
前にも、延長指板の件でも触れました。あれば出来るが、なければ出来ない。
道具の世界だということに気が付いていただければ、と思う次第です。
hirosanguitars様にその時に言われたのが
「カッタウェイを付けて、音が悪くなるなら誰も買わない」
・・・そりゃそうだと思いましたし
弾いてみて全くそのとおりでした。
これから注文される方は
「ボディが残らないぐらいカッタウェイを入れる」と
無理難題をふっかけてみるのがよいかと(笑)
懐かしかったので参上!
大変失礼しました(汗)
ちなみに自分はDのシャープカッタウェイ付きにしましたよ!
言い放ちます?
でも、それは要らなさそう。。。不細工なりそうで・・・(笑)