昼間の酒 |
あまり感慨はない。還暦のことを「本卦還り」ともいう。
まあ~、振り出しに戻ったようなものだと思う。偶然に、その日が友人の
弁護士事務所の新年会であった。毎年の事であるのだが、今年はバタバタしており
失念していた。朝、電話があり「来るか?」と尋ねられた。「ゲストは誰?」と尋ね返した。
「笑福亭松喬 師匠や」との返事。即座に、「行くわ」と二つ返事。
これは、またと無い「お誕生日プレセント」と勝手に思った。
師匠の落語は大好きだ。本日の演目は「帯久」という関西では珍しい人情話。
実は、この話は数日前に聴いたので、より楽しく聴けた。
録音したものと実演とは全く違う味わいだ。
師匠の持ち味は豪快さの中に繊細さと切れ味を秘めている語り口だと思っている。
昼間から酒を飲み、ご馳走を口にしている。そして、大好きな「落語」も付いてくる。
二度美味しいおまけ付きグリコよりも、もう一つ美味しさが付いている。お得な気分であった。
調子に乗ってしまった。一杯が二杯、、、、、となり、結構飲んだ。
結論、昼間のお酒はいけません。酔いがまわるのが非常に早い。早すぎる。
今年も、去年と同じことを繰り返している。毎年、ぐるぐる回り。これも「本卦還り」の
一種なのかもしれないのかなと思った?
落語は、ほとんど聴いた事がないのですが、やっぱり生は録音と違うのですね。もちろん生で聴く方がいいんですよね?
音楽と同じですね。
楽しいお酒なら、たまにハメをはずすのもいいですよね。
後でしんどくならなかったら・・・ですけど。