ただいま乾燥中 |
ギター製作で一番厄介なのが塗装である。時間が掛かる。時間を掛ければ掛ける程、よい
結果が期待できる。ただし音のことではない。如何に薄く、透明感があり、光沢をだし、
目痩せを防げるかが鍵となる。充分な目止めを施し、必要充分なだけの塗装を重ねる。
後は、どれだけ寝かせられるか?全く、経済合理性の入る隙間がない。いい仕上げを
したければ、そうするしか仕方がない。
余程の厚塗りをしない限り、音への影響はあまりない。それよりも、音はギターの
音響設計でほぼ決まるといっても過言ではない。それが分かっていても、塗装工程を
短縮しようとは思わない。いや、本当は短縮したい。でも、出来ない。
「外注に出せたらな~!」と、本気で思うこともしばしばだ。本音である。
しかし、実際に外注に出したとしよう。もし、ギターに何かあれば、特に音に関しての不満が
出たとする。他人の所為にしてしまう自分がきっといると思う。
「まあ~、ユックリやるしかないか~!」と、ため息混じりに呟いている今日この頃である。
いや、でもちょっとでも早く欲しいな・・・
でも、ヒロさんの納得したギターでないとイヤですもんね。
待ちますよ。
って、ヒロさん、やる事が山積してるって言ってたじゃないですか(笑)
そういえば、誰かが言っていました
「果報は寝て待て」
「楽しく、粘り強く頑張りましょう」